コンタクト履歴のマージ

コンタクトによっては複数の電子メール アドレスや電話番号を使用する場合があるため、このシステムでは同一のコンタクトに関して複数のレコードを保持することができます。

コンタクトが使用する電子メール アドレスや電話番号がいくつあっても、1つのコンタクトに関するすべての情報を1つのレコードおよび履歴にマージすることができます。

1つのコンタクトのすべての情報をマージするには、次のようにします。

  1. Desktopウィンドウの左下にある[コンタクト]アイコンをクリックします。

  2. [ディレクトリ]タブまたは[検索]タブ(左側のペイン)で、[ディレクトリ]リストに残しておきたいコンタクトを選択します。他のコンタクトの情報や履歴は、マージの操作を完了した後に、このコンタクトのレコードにマージされます。

    このコンタクトの情報は[コンタクト履歴]ペインの[コンタクト]タブに表示されます。

  1. [コンタクト]タブで[マージ]をクリックします。最初のペインの右側に2番目の[ディレクトリ]ペインまたは[検索]ペインが表示されます。

  1. 最初のコンタクトとマージするコンタクトを選択します。[コンタクトのマージ]ペインが表示されます。

  1. [コンタクトのマージ]ペインで、以下の操作を行います。

    1. [マージの理由]ドロップダウン リストにマージの理由を入力します。マージの理由は貴社によって設定されます。

    2. 必要に応じて、[マージの説明]ボックスにマージに関する追加情報を入力します。たとえば、コンタクトが貴社に連絡するために2つの異なる電子メール アドレスを使用していることを説明します。

    3. 2つのコンタクトのコンタクト情報やコンタクト履歴を、選択した最初のコンタクトの情報や履歴にマージするには、 [マージ]をクリックします。2つのコンタクトをコンタクト データベース内で個別のコンタクトとして残すには、[キャンセル]をクリックします。

注: ユーザによっては、システムの構成に応じて、事前に定義された理由が格納されているドロップダウン リストの代わりに、[マージの理由]テキスト ボックスが表示される場合があります。[マージの理由]テキスト ボックスにマージの理由を入力して、ステップ5cに進みます。

2番目のコンタクトの履歴全体が、最初のコンタクト履歴にマージされ、2番目のコンタクトは[ディレクトリ]リストから削除されます。

特定のコンタクトを検索する方法の詳細については、「コンタクト履歴の検索」を参照してください。

注: どのメディア インタフェースのコンタクトでもマージすることができます。

マージされたコンタクトを元に戻す

コンタクトのマージを元に戻す必要がある場合は、マージを元に戻せるように設定されているスーパーバイザまたはエージェントが、以下の操作を行う必要があります。

  1. Desktopウィンドウの左下にある[コンタクト]アイコンをクリックします。

  2. [ディレクトリ]タブまたは[検索]タブ(左側のペイン)で、[ディレクトリ]リストからマージを元に戻したいコンタクトを選択します。2つのコンタクトの情報や履歴は、マージを元に戻す操作を完了した後に、2つのコンタクト レコードに分離されます。

    このコンタクトの情報は[コンタクト履歴]ペインの[コンタクト]タブに表示されます。マージされたコンタクトには、[マージの詳細]というタブが追加されます。

  1. マージに関する詳細を表示するには、[マージの詳細]タブをクリックします。この情報には、マージの日付と時刻や、マージを実行した人が含まれます。マージを実行したエージェントが、そのマージに関する追加情報を入力した場合、この情報は[理由]と[説明]のタイトルの横に表示されます。

[マージの詳細]タブには、メイン コンタクトの情報や、メイン コンタクトとマージされたサブ コンタクトの情報も含まれます。

  1. 実行された最後のマージを元に戻すには、[マージを元に戻す]をクリックします。このアクションによってコンタクトがマージの前の状態に戻り、メイン コンタクトのコンタクト情報からサブ コンタクトの情報が完全に削除されます。

  2. マージを元に戻したいことを確認するには、[はい]をクリックします。マージを元に戻したくない場合は、[いいえ]をクリックします。