Genesys Desktopでは、特定の共通機能に対してキーボード ショートカットをサポートしています。以下の表は、キーボード ショートカットを使用してアクセスできる機能について説明しています。Genesys DesktopはブラウザベースのWebアプリケーションであるため、ご使用のオペレーティング システムやブラウザでサポートされている多くのキーボード ショートカットも利用できます。
ご使用のオペレーティング システムやブラウザでは、さまざまな機能に対応したショートカット キーをサポートしている可能性があります。それらの機能は、コピー、切り取り、貼り付け、元に戻す、削除、検索、ウィンドウの最大化、ウィンドウの最小化、メニューのオープンとコマンドの選択、アプリケーションの切り替え、キャンセル、フォーカスの変更などです。サポートされているキーボード ショートカットの一覧については、使用しているオペレーティング システムやブラウザのマニュアルを参照してください。
Genesys Desktopでは、インタラクション ウィンドウのすべての機能に対してキーボード ナビゲーションがサポートされます。すべての機能、オプション、メニューをキーボードだけで完全に操作できます。
Genesys Desktopのキーボード ショートカットは、以下のカテゴリに分類できます。
アクションのショートカット: これらのショートカットは、モーダル ダイアログ ボックス(ユーザが応答しないと他のコントロールへの入力を受け付けないダイアログ ボックス)が開いていない限り常に使用できます。
コンポーネントのショートカット: これらのショートカットは、ステータス バー上の項目や[バッチ ナビゲーション]ペイン上のインタラクションなど、特定のコンポーネントが利用可能な場合に使用できます。
状態のショートカット: これらのショートカットによって、システムにおける自分の状態を変更できます。たとえば、自分の状態を「準備中」に変更できます。
インタラクションのショートカット: これらのショートカットによって、インタラクションの最中に一般的なタスクを実行できます(送信、スペルチェック、接続、切断など)。
書式設定のショートカット: これらのショートカットによって、テキストをベースにしたインタラクションのテキストの外観を変更できます。
Genesys Desktopのエージェント インタフェースのキーボードによる操作: マウスを使用できない場合や、キーボードだけで操作するデバイスを使用してアクセスしている場合でも、デスクトップ コンポーネントを操作できます。
設定できないショートカットは3つあります。これらのショートカットでは、Genesys Desktopのエージェント インタフェースの一番下にある小さなアンカーをクリックしたときの機能を実行できます。この機能により、事前に定義されたいくつかのディメンションに各ペインがスナップします。
各ショートカットには以下の[ショートカット]ペインを介してアクセスできます(「キーボード ショートカットの設定と変更」を参照してください)。
この表は、Genesys Desktopのアクションのキーボード ショートカットを一覧表示して説明しています。設定または変更できるショートカットは、「設定可能」列に「○」で示されています。設定できないショートカットは、「設定可能」列に「×」で示されています。キーの組み合わせがデフォルトで設定されている場合は、その組み合わせが[キー]列にリストされています。
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名前 |
設定可能 |
キー |
説明 |
|
新規の通話 |
○ |
Alt+Ctrl+V |
新規のアウトバウンド音声インタラクションを開始します。新規の音声インタラクション フォームを開きます。 |
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新規インスタント メッセージ |
○ |
Alt+Ctrl+I |
新規のアウトバウンド インスタント メッセージ インタラクションを開始します。新規のインスタント メッセージ インタラクション フォームを開きます。 |
|
新規の電子メール |
○ |
Alt+Ctrl+E |
新規のアウトバウンド電子メール インタラクションを開始します。新規の電子メール インタラクション フォームを開きます。 |
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ヘルプ |
× |
F1 |
Genesys Desktopのヘルプを起動します。 |
この表は、Genesys Desktopのコンポーネントのキーボード ショートカットを一覧表示して説明しています。設定または変更できるショートカットは、「設定可能」列に「○」で示されています。設定できないショートカットは、「設定可能」列に「×」で示されています。キーの組み合わせがデフォルトで設定されている場合は、その組み合わせが[キー]列にリストされています。
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名前 |
設定可能 |
キー |
説明 |
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次のインタラクションを選択 |
○ |
Alt+Ctrl+D |
[バッチ ナビゲーション]ペイン上の次のインタラクションを指定します。 |
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前のインタラクションを選択 |
○ |
Alt+Ctrl+U |
[バッチ ナビゲーション]ペイン上の前のインタラクションを指定します。 |
この表は、Genesys Desktopの状態のキーボード ショートカットを一覧表示して説明しています。設定または変更できるショートカットは、「設定可能」列に「○」で示されています。設定できないショートカットは、「設定可能」列に「×」で示されています。キーの組み合わせがデフォルトで設定されている場合は、その組み合わせが[キー]列にリストされています。
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名前 |
設定可能 |
キー |
説明 |
|
ログイン |
○ |
Alt+Ctrl+L |
エージェントがシステムによってログアウトされても、そのエージェントのDesktopがまだ開いている場合に、再びログインすることができます。 |
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ログアウト |
○ |
Alt+Ctrl+X |
Genesys Desktopからログアウトします。 |
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待機中 |
○ |
Alt+Ctrl+R |
エージェント(自分)の状況を「待機中」に変更します。 |
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準備中 |
○ |
Alt+Ctrl+N |
エージェント(自分)の状況を「準備中」に変更します。 |
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準備中 - 後処理 |
○ |
Alt+Ctrl+Z |
エージェント(自分)の状況を「準備中 - 後処理」に変更します。 |
この表は、Genesys Desktopのインタラクションに関して使用可能なキーボード ショートカットを一覧表示して説明しています。設定または変更できるショートカットは、「設定可能」列に「○」で示されています。設定できないショートカットは、「設定可能」列に「×」で示されています。キーの組み合わせがデフォルトで設定されている場合は、その組み合わせが[キー]列にリストされています。
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名前 |
設定可能 |
キー |
説明 |
|
応答の呼 |
○ |
Ctrl+G |
[バッチ ナビゲーション]内の最初のインタラクションに応答します。新規のインタラクション フォームを開きます。 |
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接続 |
○ |
Ctrl+M |
音声インタラクション フォームに入力した番号をダイヤルします。 |
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切断 |
○ |
Ctrl+D |
現在の音声インタラクションとの接続を切断します。 |
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完了のマーク |
○ |
Ctrl+E |
現在のインタラクションから切断し、対応するフォームを閉じます。 |
|
転送 |
○ |
Ctrl+T |
転送インタラクション フォームを開きます。 |
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転送の完了 |
○ |
Shift+Ctrl+T |
音声の転送を完了します。 |
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会議 |
○ |
Ctrl+H |
会議インタラクション フォームを開きます。 |
|
会議の完了 |
○ |
Shift+Ctrl+H |
音声会議インタラクションを完了します。 |
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印刷プレビュー |
○ |
Ctrl+P |
[印刷プレビュー]ペインを開きます。 |
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返信 |
○ |
Ctrl+R |
現在の電子メール インタラクションに対する返信文を開きます。 |
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送信 |
○ |
Ctrl+N |
現在の電子メール インタラクションを送信するか、またはチャットのテキスト ボックスに入力した行を送信します。 |
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スペル |
○ |
Ctrl+K |
現在の電子メールのテキストのスペルをチェックするか、またはチャットのテキスト ボックスに入力した行のスペルをチェックします。 |
この表は、Genesys Desktopのテキスト書式設定のキーボード ショートカットを一覧表示して説明しています。設定または変更できるショートカットは、「設定可能」列に「○」で示されています。設定できないショートカットは、「設定可能」列に「×」で示されています。キーの組み合わせがデフォルトで設定されている場合は、その組み合わせが[キー]列にリストされています。
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名前 |
設定可能 |
キー |
説明 |
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太字 |
○ |
Ctrl+B |
選択したテキストや入力しようとしているテキストを太字のフォントで表示します。 |
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イタリック |
○ |
Ctrl+I |
選択したテキストや入力しようとしているテキストをイタリック体のフォントで表示します。 |
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下線 |
○ |
Ctrl+U |
選択したテキストや入力しようとしているテキストを下線付きのフォントで表示します。 |
Genesys Desktopのエージェント インタフェースは100%キーボードで操作できます。マウスを使用できない場合や、キーボードだけで操作するデバイスを使用してアクセスしている場合でも、デスクトップ コンポーネントを操作できます。
フォーカスを1つのコンポーネントから別のコンポーネントに移動すると、選択したコンポーネントの外観が変化します。たとえば、ボタンの色が変化したり、メニューが開いて選択した項目がカラーでハイライト表示されます。
一部の音声読み上げアプリケーションでは、これらのキーの一部が別の目的に使用されるため、ショートカットによる操作を実行できません。音声読み上げモードがオンの場合は、Alt+Nでキーボード ナビゲーション機能を無効にしてください。
注: すでに音声読み上げモードになっている場合は、Alt+nコマンドを除くすべてのキーボード ショートカットが無効になっています。音声読み上げモードのオンとオフはシステム管理者が切り替えます。
以下の2種類のキーボード ショートカットでコンポーネント間を移動できます。たとえば、1つのメニューから次のメニューへ、またはインタラクション インタフェースの1つのパネルから次のパネルへ移動できます。
Tab―次のコンポーネント(メニュー、フィールド、ボタン、パネルなど)にフォーカスを移動します。
Shift+Tab―前のコンポーネント(メニュー、フィールド、ボタン、パネルなど)にフォーカスを移動します。
コンポーネントの順序が特に指定されていない限り、フォーカスは左から右へ、上から下へ移動します。パネル内ではコンポーネントからコンポーネントへ移動し、アプリケーション内ではパネルからパネルへ移動します。
以下の2種類のキーボード ショートカットでパネル間を移動できます。
Ctrl+Tab―次のパネル(メニュー エリア、インタラクション エリア、タブなど)にフォーカスを移動します。
Ctrl+Shift+Tab―前のパネル(メニュー エリア、インタラクション エリア、タブなど)にフォーカスを移動します。
以下の表は、Genesys Desktopのエージェント インタフェースで、メニュー、リスト、ボタンなどのコントロールを操作するキーボード ショートカットを示しています。
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ショートカット |
説明 |
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左矢印 |
メニュー バー内を左側に移動するか、サブメニュー外に移動します。 |
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右矢印 |
メニュー バー内を右側に移動するか、サブメニュー内に移動します。 |
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上矢印 |
リストとメニュー内を上に移動します。 |
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下矢印 |
リストとメニュー内を下に移動します。 |
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Ctrl+下矢印 |
選択したリストを開きます。 |
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ENTER |
修正可能なリストの場合は、編集モードを適用するか修正を確認します。 ボタンの場合は、関連するアクションを実行します。 メニュー項目の場合は、関連するアクションを実行します。 |
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ESCAPE |
修正可能なリストの編集モードをキャンセルします。 |
以下の表は、Genesys Desktopのエージェント インタフェースで、特定のパネルにジャンプするためのキーボード ショートカットを示しています。ただし、構成で一部のショートカットが無効に設定されている場合は、そのショートカットを使用すると、予期しない機能や連続した次の機能に移動する場合があります。
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ショートカット |
説明 |
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Alt+1 |
待機中エージェントのメニューに移動します。 |
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Alt+2 |
メニュー バーの先頭の項目に移動します。 |
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Alt+3 |
[バッチ ナビゲーション]のアクティブなインタラクションに移動します。 |
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Alt+5 |
統計バーに移動します。 |
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Alt+7 |
現在のパネルの先頭のエリア(下図のグレーの部分)に移動します。 または |
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Alt+8 |
現在のパネルの2番目のエリア(下図のグレーの部分)に移動します。 または |
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Alt+9 |
現在のパネルの3番目のエリア(下図のグレーの部分)に移動します。 |
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Alt+0 |
前のパネルに移動します。これは、上記の図に示したショートカットを元に戻す機能に相当します。 |