デプロイメント ウィザード
サービス デプロイメント ウィザードは、指定したホストにインストール パッケージ (IP) またはソリューション定義をデプロイメントして、サービス パッケージの定義に従ってインストールと構成を行います。
サービス デプロイメント ウィザードを使用する際、次の点に注意してください。
- ウィザードのほとんどのフィールドは、オートコンプリートで補完されます。 フィールドに値の一部を入力するだけで、入力したテキストを含むすべてのエントリのリストが表示されるので、それから適切な項目を選択することができます。
- ウィザードは、対象ホストのオペレーティング システムを基準にして IP を検証します。 ホストを選択する際に、必要なオペレーティング システムを実行しているホストを選択していることを確認してください。
- IP がホストに既にインストールされている場合は、デフォルトでウィザードが IP を再インストールします。 前回のデプロイメント中に入力されたパラメーターはすべて Genesys Administrator Extension によって保存され、ウィザードで自動的に表示されます。
- 既存の IP をアップグレードする際には、新しいアプリケーション オブジェクトに対して IP のアクセス権と接続が更新されます。
- 既存の IP と新しい IP の値が競合する場合は、既存の IP の値が保持されます。 既存の IP に値がない場合は、新しい IP の値が使用されます。 次の値をマージに使用することができます。
- options
- annex
- connections
- ports
- timeout
- autorestart
- commandlinearguments
- commandline
- state
- shutdowntimeout
- attempts
- redundancytype
- isprimary
- startuptimeout
サービス デプロイメント ウィザードを使用するのは、次の 2 つの場合です。
インストール パッケージのアップグレード
インストール パッケージ (IP) をアップグレードするには、次の手順に従います。
- [デプロイメント済みインストール パッケージ] パネルで、アップグレードに使用する IP を選択します。
- IP の追加情報を含む新しいパネルが、右に表示されます。 [プロファイルのデプロイメント: アップグレード先 (バージョン番号)] ボタンをクリックします。
- [サービス デプロイメント ウィザード] パネルが、右に表示されます。 [次へ] ボタンをクリックします。
- パネルが更新され、[ホスト セットの選択] リストが表示されます。 IP を受け取るホストを選択します。 デフォルトでは、IP の以前のバージョンを受け取ったホストが、既に選択されています。 [次へ] ボタンをクリックします。
- パネルが更新され、[アプリケーションのパラメーター] リストが表示されます。 IP デプロイメントの以前のバージョンからの値があれば、次のフィールドに表示される可能性があります。
- ホストのアプリケーション オブジェクト—このフィールドは、Genesys Administrator Extension がホストごとに生成します。 一般に、このフィールドを変更する必要はありません。
- 既存のアプリケーション オブジェクト—このフィールドは、IP 対象の各ホストに対して Genesys Administrator Extension が自動的に生成します。 これは、Genesys Administrator Extension が接続を更新する Configuration Server 内の
アプリケーション オブジェクトです。
- 新しいアプリケーション オブジェクトの作成の詳細 — 古い IP
アプリケーション オブジェクトの値を新しい IP アプリケーション オブジェクトにマージするためのオプションを選択します。 詳細については、前述のマージする値の一覧を参照してください。
- 古いアプリケーション オブジェクトを優先してマージする — 古い
アプリケーション オブジェクトからの値でマージします。 新しいアプリケーション オブジェクトの値と競合する場合は、古いアプリケーション オブジェクトの値が優先されます。
- 新しいテンプレートを優先してマージする — 新しい
アプリケーション オブジェクトに値が存在しない場合のみ、古いアプリケーション オブジェクトからの値でマージします。
- マージなし — 古い
アプリケーション オブジェクトから値をマージしません。
- テナント オブジェクト — IP
アプリケーション オブジェクトに設定するテナント。 [参照] ボタンをクリックして、リストからテナントを選択します。
- アプリケーションのポート —
アプリケーション オブジェクトが使用するポート番号を指定します。
- プライマリ Configuration Server—[参照] ボタンをクリックして、使用するプライマリ Configuration Server を選択します。 このフィールドのデフォルトは、Genesys Administrator Extension
アプリケーション オブジェクトです。
- バックアップ Configuration Server—[参照] ボタンをクリックして、使用するバックアップ Configuration Server を選択します。 このフィールドのデフォルトは、Genesys Administrator Extension
アプリケーション オブジェクトです。
- IP 再インストールをスキップする—次のいずれかのオプションを選択します。
- 真 — Configuration Server にアプリケーション オブジェクトが存在しない場合のみ、IP を再インストールします。
- 偽 — 常に IP を再インストールします。
- [次へ] ボタンをクリックします。
- パネルが更新され、[Silent.ini のパラメーター] リストが表示されます。 これらの値は IP の前のバージョンから自動入力されたものですが、必要に応じて設定を変更できます。
- パネルが更新され、[デプロイメント サマリー] レポートが表示されます。 設定を確認してから、次のいずれかを行います。
- [完了] ボタンをクリックして、IP をアップグレードします。
- [前へ] ボタンをクリックして前のパネルに戻り、設定を変更します。
- パネルが更新され、デプロイメントのアップグレードの進行状況バーが表示されます。 この情報は [デプロイメント済みインストール パッケージ] パネルにも表示されます。
注: デプロイメントが失敗した場合には、[デプロイメント済みインストール パッケージ] パネルで IP を選択して、デプロイメントのログを確認することができます。 IP の追加情報を含む新しいパネルが表示されます。 [デプロイメント アクション ログ] をクリックします。
インストール パッケージのロール バック
IP をロールバックするには、次の手順に従います。
- [デプロイメント済みインストール パッケージ] パネルで、ロール バックする IP を選択します。
- IP の追加情報を含む新しいパネルが、右に表示されます。 [プロファイルのデプロイメント: ロールバック先 (バージョン番号)] ボタンをクリックします。
- [サービス デプロイメント ウィザード] パネルが、右に表示されます。 [次へ] ボタンをクリックします。
- パネルが更新され、[ホスト セットの選択] リストが表示されます。 IP を受け取るホストを選択します。 デフォルトでは、IP を以前に受け取ったホストが、既に選択されています。 [次へ] ボタンをクリックします。
- パネルが更新され、[アプリケーションのパラメーター] リストが表示されます。 以前の IP デプロイメントからの値があれば、次のフィールドに表示される可能性があります。
- ホストのアプリケーション オブジェクト—このフィールドは、Genesys Administrator Extension がホストごとに生成します。 一般に、このフィールドを変更する必要はありません。
- 既存のアプリケーション オブジェクト—このフィールドは、IP 対象の各ホストに対して Genesys Administrator Extension が自動的に生成します。 これは、Genesys Administrator Extension が接続を更新する Configuration Server 内の
アプリケーション オブジェクトです。
- 新しいアプリケーション オブジェクトの作成の詳細 — 古い IP
アプリケーション オブジェクトの値を新しい IP アプリケーション オブジェクトにマージするためのオプションを選択します。 詳細については、前述のマージする値の一覧を参照してください。
- 古いアプリケーション オブジェクトを優先してマージする — 古い
アプリケーション オブジェクトからの値でマージします。 新しいアプリケーション オブジェクトの値と競合する場合は、古いアプリケーション オブジェクトの値が優先されます。
- 新しいテンプレートを優先してマージする — 新しい
アプリケーション オブジェクトに値が存在しない場合のみ、古いアプリケーション オブジェクトからの値でマージします。
- マージなし — 古い
アプリケーション オブジェクトから値をマージしません。
- テナント オブジェクト — IP
アプリケーション オブジェクトに設定するテナント。 [参照] ボタンをクリックして、リストからテナントを選択します。
- アプリケーションのポート —
アプリケーション オブジェクトが使用するポート番号を指定します。
- プライマリ Configuration Server—[参照] ボタンをクリックして、使用するプライマリ Configuration Server を選択します。 このフィールドのデフォルトは、Genesys Administrator Extension
アプリケーション オブジェクトです。
- バックアップ Configuration Server—[参照] ボタンをクリックして、使用するバックアップ Configuration Server を選択します。 このフィールドのデフォルトは、Genesys Administrator Extension
アプリケーション オブジェクトです。
- IP 再インストールをスキップする—次のいずれかのオプションを選択します。
- 真 — Configuration Server に
アプリケーション オブジェクトが存在しない場合のみ、IP を再インストールします。
- 偽 — 常に IP を再インストールします。
- [次へ] ボタンをクリックします。
- パネルが更新され、[Silent.ini のパラメーター] リストが表示されます。 これらの値は IP の前のデプロイメントから自動入力されたものですが、必要に応じて設定を変更できます。
- パネルが更新され、[デプロイメント サマリー] レポートが表示されます。 設定を確認してから、次のいずれかを行います。
- [完了] ボタンをクリックして、IP をアップグレードします。
- [前へ] ボタンをクリックして前のパネルに戻り、設定を変更します。
- パネルが更新され、デプロイメントの進行状況バーが表示されます。 この情報は [デプロイメント済みインストール パッケージ] パネルにも表示されます。
注: デプロイメントが失敗した場合には、[デプロイメント済みインストール パッケージ] パネルで IP を選択して、デプロイメントのログを確認することができます。 IP の追加情報を含む新しいパネルが表示されます。 [デプロイメント アクション ログ] をクリックします。