オペレーション パラメーターの管理
オペレーション パラメーターの管理 (OPM) では、トランザクション オブジェクトの一部として Configuration Database に格納されるパラメーター (オペレーション パラメーターと呼ばれます) を作成できます。 オペレーション パラメーターは、パラメーター化ルーティング ストラテジと、実行時に定義されてコール フローに組み込まれるパラメーターの値があるトランザクション オブジェクトを読み取れるその他のアプリケーションで使用することができます。
Universal Routing Server タイプのルーティングの場合は、オペレーション パラメーターの管理は次のように進みますが、OPM は、音声アプリケーションや Genesys オーケストレーションなどの他のルーティング タイプでも同様に動作します。
- サービス プロバイダーが、オペレーション パラメーターのタイプと、ストラテジ、音声アプリケーション、またはその他のルーティング ストラテジが参照する名前を指定して、オペレーション パラメーターを定義します。
- サービス プロバイダーは、オペレーション パラメーターをパラメーター グループのテンプレートに分類します。 1 つのオペレーション パラメーターは、1つまたは複数のテンプレートに関連付けることができます。
- サービス プロバイダーがパラメーター グループのテンプレートをテナントにデプロイメントすると、各パラメーター グループのテンプレートがテナントのパラメーター グループ になります。 1 つのパラメーター グループのテンプレートを、複数のテナントにデプロイメントできます。 各パラメーター グループは、テナント内で一意です。
- テナント管理者、または適切なアクセス権とロール特権があるユーザーが、パラメーター グループのオペレーション パラメーターの値を入力し、アクティブなストラテジの制御を有効にします。 Genesys Administrator Extension は、トランザクション オブジェクトの一部として Configuration Database にこれらの値を格納します。
- Universal Routing Server アプリケーションは、関連付けられているパラメーター グループのオペレーション パラメーターの値を読み取ってコール フローに組み込むルーティング ストラテジを実行します。
オペレーション パラメーターの管理は、テナントのアクセス権の設定に従います。 アクセスできるのは、アクセス権を付与されたオブジェクトのみです。