オペレーション パラメーターの管理

オペレーション パラメーターの管理 (OPM) では、トランザクション オブジェクトの一部として Configuration Database に格納されるパラメーター (オペレーション パラメーターと呼ばれます) を作成できます。 オペレーション パラメーターは、パラメーター化ルーティング ストラテジと、実行時に定義されてコール フローに組み込まれるパラメーターの値があるトランザクション オブジェクトを読み取れるその他のアプリケーションで使用することができます。

Universal Routing Server タイプのルーティングの場合は、オペレーション パラメーターの管理は次のように進みますが、OPM は、音声アプリケーションや Genesys オーケストレーションなどの他のルーティング タイプでも同様に動作します。

  1. サービス プロバイダーが、オペレーション パラメーターのタイプと、ストラテジ、音声アプリケーション、またはその他のルーティング ストラテジが参照する名前を指定して、オペレーション パラメーターを定義します。
  2. サービス プロバイダーは、オペレーション パラメーターをパラメーター グループのテンプレートに分類します。 1 つのオペレーション パラメーターは、1つまたは複数のテンプレートに関連付けることができます。
  3. サービス プロバイダーがパラメーター グループのテンプレートをテナントにデプロイメントすると、各パラメーター グループのテンプレートがテナントのパラメーター グループ になります。 1 つのパラメーター グループのテンプレートを、複数のテナントにデプロイメントできます。 各パラメーター グループは、テナント内で一意です。
  4. テナント管理者、または適切なアクセス権とロール特権があるユーザーが、パラメーター グループのオペレーション パラメーターの値を入力し、アクティブなストラテジの制御を有効にします。 Genesys Administrator Extension は、トランザクション オブジェクトの一部として Configuration Database にこれらの値を格納します。
  5. Universal Routing Server アプリケーションは、関連付けられているパラメーター グループのオペレーション パラメーターの値を読み取ってコール フローに組み込むルーティング ストラテジを実行します。

オペレーション パラメーターの管理は、テナントのアクセス権の設定に従います。 アクセスできるのは、アクセス権を付与されたオブジェクトのみです。